揺れ日記

熊本地震で被災。行政からも何の支援も無く一人で自費で県外避難転居しました。

一年前と一年後

ちょうど一年前のこの時期に、一時入居の宿舎を退去し、完全に熊本を離れ転居先での生活がスタートした。

あの頃は2回目の引っ越し荷造りや仕事や毎夜の揺れと大雨の警報で疲れてるのに眠れない日々だった。

 

しばらくは熊本での仕事の引き継ぎや手続きで行き来をしていたし、あと熊本の住んでいたマンションの違約金の件で揉めに揉めていて(結局無断で引き落とされていた)身も心も疲弊に疲弊しまくって、くったくただった。

 

毎日眺めていた白川は地震以来、茶色く泥水のように濁ったままでいつかまた元の白川に戻る日がくるのかなあ…とぼんやり考えていた。

 

 

一年後のいま、収入面でこれから先の事を考えたうえでの新たな仕事がスタートした。

 

このまま転居先で暮らす、というのも

思ってはみたけれども

地震の事を聞かれ、中には興味本位だったり、信じられないくらい失礼な事を言われたり。

でも話すことは避けられなくて

そのことがものすごく負担になっている…

 

初出勤を終え、帰るとポストに熊日が届いていた。

3月にアンケートが来てて県外避難者で希望すれば届くシステムがやっと稼働したようだ。

久々見る熊日を開くとポロポロ涙が溢れてしまう。

私は一年前のあの時のまま、止まっている。

もう、知らない土地で、ひとりでやっていくのは限界なのかもしれない。

 

今年度いっぱいを目処にと思っていたけれど、早めて今年いっぱいか、もう少し早めて熊本に帰るかと本格的に考えている。

 

ただ、住むところがあるのか、それだけが問題だ。

 

 

 

 

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