揺れ日記

熊本地震で被災。行政からも何の支援も無く一人で自費で県外避難転居しました。

1年2か月後

地震後変わったことの中のひとつ。

仕事のある日は起きれなくなるから、

休みの前の夜に眠剤を飲む。

そうしないとしっかり眠れないからだ。

 

寝付きにくいのにどうにか寝付いても2〜3時間ごとに目が覚めてしまう。

眠りが浅くて昼間仕事中に眠くなってしまうから目覚めさせるドリンクやらコーヒーやら飲んで、どうにか仕事している。

胃が悪いのが続くのはこれも原因なんだけども、どうしようもないし、どうしようも出来ない。

 

地震後からぶつけてないのに手足に出血痕や紫斑が出ては消え出ては消えを繰り返すようになった。

最初は地震の疲れと、ろくに食べてないからかな、と思っていたけれど1年2ヶ月続いている。ぶつけてないから痛くはない。

 

先日足に大きめのがいくつか出た数日後、腕に紫斑がバラッと出ていて

またか…とじっと眺めていたら

わたし長くないのかもしれない、という思いが脳裏をよぎった。

 

 

 

残業と転職に関わる手続き諸々、内輪の送別会などで慌ただしく睡眠時間が4時間、という日が続く中、健康診断で熊本に帰った。

 もうとにかくだるすぎて頭痛はするし、行きの高速バスでも眠れないくらいで、検診先に着いたらぐったりしてしまった。

ぐったりしたまま検診先のあちこちで血圧やら視力やら計っていたら、

係の人から問診票見たけど大丈夫?と話しかけられた。

実は限界です…と地震後からの話をざっと話した。

係の人は私が20代まで住んでいた町、一番酷い被害の町に住んでいる、というのが分かった。

 

熊本の中でも被害に対する考え方に温度差があって、心無い言動に傷つく事がある、だから転居先で私が言われて傷つくのが分かる、と話してくれた。

そこに住む人にしか分からない辛さも。

 

転居したからもう忘れたんだろうとも言われるけれど、忘れられる訳がない。

ぼんやりした頭でこれからどうなるのかなと考えながら

私も、皆も、また心の底から楽しく笑える日が来るのかな。と思った。

 

辛いしきつい状況だけど、もしかしたら長く生きられないかもしれないなら、少しでも楽しもう、楽しめることを見つけよう。

夏に変わった青空を眺めながら

そう考えた。