揺れ日記

熊本地震で被災。行政からも何の支援も無く一人で自費で県外避難転居しました。

いつになったら

毎月14日と16日は私にとって忘れられない日になった。

あれから1年と2ヶ月。

 

時間が経っても、忘れることは出来ない。

いつも地震の事を考えている…ようにはならなくなってきたけれども、ふとした時に「ああ、蛇口から水が出るってありがたいなあ」とか「トイレが流せるって便利よねぇ」とかスーパーやコンビニでは「棚に食べ物がいっぱいある…」なんて思ってしまう。

 

地震の影響はまだあって、とにかく今は決まった新たな仕事に慣れて、バイトしたり持ち物を売らなくても生活が円滑に出来るように立て直すこと、自費で転居した分の補填や熊本に戻ってもいいように、その引越し費用を貯めること、とにかくまだまだ切り詰めること。だ。

いつになったら落ち着くのかなあ、と

一年前からずっと思っている。

 

先日、今の職場で内々の送別会があった。つい避難生活の話をしてしまったが、皆そんなにひどい状況だったなんて…と言っていた。

引き続き避難所にいた人びとは菓子パンや缶詰だけとか毎日コンビニ弁当の食生活とか、お店は時間制限あるし開いてるとこ少ないし、第一商品が少なくて買えなかったですね、と話すと

 

「でもせいぜい2〜3日とか一週間とかでしょ」

 

絶句したけど、避難所のその食生活、数ヶ月続いてたし、私だって宿舎に入居して落ち着くまで1ヶ月ロクなもの食べられなかったし、県外に引越しもあったからまた食生活ボロボロになってたし。

だから今でも胃が変なんですよね。

湿疹もなかなか治らなかったし。

菓子パンはもう見たくないくらいで食べたくないし、頭は染めてるけれどほぼ全部白髪になってしまいましたしね。

そうそう夏頃になるとだいぶ買えるの増えてきたかなあ…

と話すと今度は皆が絶句していた。

 

でも、話すと分かるけれども

熊本の皆、良くあの状況で耐えていたなあ、って思うんです。

良く今まで頑張ってきたなあって。

 

もう頑張らなくていい。

我慢しなくていい。

ワガママって言われてもいい。

それだけ辛かったんだから。

私はそう自分に言い聞かせています。

 

 

 

 

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