揺れ日記

熊本地震で被災。行政からも何の支援も無く一人で自費で県外避難転居しました。

新しい生活へ

来月で熊本を離れて1年になる。

義援金の類は無く、自費で避難転居した訳だが、未だにその支払の影響があり、初めて税金を滞納したし、仕事は派遣だし生活するので精一杯。

具合が悪くても病院へ行けず、夜食べないとか食事を減らしている時もある。

 

熊本を出るまでの数ヶ月、熊本の住まいと宿舎と転居地の住まいの3箇所分の家賃や光熱費の支払、行き来する交通費、宿泊費、2回分の引っ越し、どうにか使えるが地震の衝撃で調子が悪くなってしまった家電の買い替え、水もガスも使えず食事が作れなくて買い食いが増えて食費もかなり膨らんだ。

 

 

どうして熊本離れたの?と今の職場の上司たちから言われるけど、事情を知らないくせに、と思ってしまう。

けれども、本当にこれで良かったのか

地震の後で正常な判断が難しかったんじゃないのか?などと考え落ち込んでしまうのが増えている。

 

地震、被災生活の中で住んでいたマンションを退去せざるを得なくなり、職場の好意で宿舎に一時入居させてもらったが、元々決まっていた退職を控えているのもあり、すぐ出なくてはならない。

 

やばい。早く新しく住処を決めねば

住所不定無職、になってしまう。

 

熊本で住まいを探そうにも不動産屋は閉まったまま、というより建物が被害に遭っていて

開けられないのだ。(他にコンビニやスーパーなどもそんな状態でした)

かろうじて数時間開いている不動産屋もあったが大行列。

予約しないと受付してもらえない、物件自体被害が多く大きすぎて入居出来ない…

 

熊本の公営住宅の類も全壊した人や家族優先でとてもじゃないけど働いている単身者は入居出来ず、実際断られた。

じわじわ追い詰められ、ふと「どうせ一人だし、仕事探す事も考えると熊本出た方がいいんじゃない?」と思いついた。

 

そして寝泊まりしていた職場で、隣県の不動産情報を検索してみたのがきっかけだった。

仕事が熊本だったため審査も通らず大変だったが、不動産屋が助言したりしてくれて

やっと住む場所が決まったのだった。

ダメかも、と諦めかけたけれど、ふっと道が開けるように転居が決まった。

 

その後、今の仕事が決まったのだが、

様々な困った事があったりで新たな仕事を探していたが、なかなか決まらず諦めて契約更新した矢先に私の経歴を活かせる、ある仕事にまた、ふっと不思議に決まった。

 

世の中には良く分からない事があるなあと思う。

今度の仕事は少しだけど時給アップするから、生活費の為に本や服や持ち物を売らなくても、副業でバイトしなくても良くなる。

しばらくは大節約生活だけども。

 

まだ熊本に戻るか分からないけれど

これで引っ越し代を貯める事ができる。

節約は慣れているけど、地震後から綱渡りの生活で本当にきつかったのだ。

 

 

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