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揺れ日記

熊本地震で被災、その後について書いています。

4月25日〜28日 仕事しながらの生活

月曜日。今日から4日間出勤だ。体調は良くないがそう休んでもいられない。

マンションで寝た時は朝6時に起きて長靴を履き洗面道具とバケツを持ち、外の水道で顔洗い、歯磨き、トイレや手洗い用の水汲みをする。
階段で部屋に戻り着替え、トイレ。おしっこしか出来ない。紙は流せないからゴミ袋に入れる。食欲は無いが栄養補助食品を齧り、しばらく横になる。
避難所からでも似たような朝で、違うのは水汲みが無いくらいだ。
しかし避難所も学校で公的なものでは無かったため、すぐ閉鎖となりマンションで寝泊まりの生活となる。
 
昼食用にレンチンご飯のパックをひとつと、
地震前に大量に作って冷凍していたおかずを2つタッパーに詰める。
 
7時半、家を出て出勤。お腹が痛くてトイレが心配な時はもっと早く家を出て小走りで職場に向かうのだが、そんな時は歩いて20分の距離が長く感じる。 
 
職場に着いたら掃除をする。男社会なので誰も掃除をしないからちょっと放っておくとおそろしいくらいに汚くなるのだ。そうこうするうちに始業時間、地震以来バタバタとして忙しい。
 
昼は持参したレンチンご飯と、冷凍していたおかず2品。あと以前から備蓄していたインスタントの味噌汁。
 
夕方。定時を過ぎてしばらくして職場にあるシャワーで体を洗いに行く。早くしないと順番待ちになったりするからだ。
その後、職場で夕食、といっても食料難で手に入らないからパン1個とかおにぎり1個のみ、という食事だ。
カップラーメンは職場にあるが、元々好きじゃない上に続けては食べられない。
 
コンビニも8時〜17時まで、とかの時間制限営業で、商品も入荷してすぐ買わないと無くなる。争奪戦。
 
歯磨き、トイレを済ませて歩いて自宅マンションに帰る。
外の水道で手洗い洗濯。洗濯機で脱水だけして部屋に干す。
近くにコインランドリーが無いのと、あっても利用者が多くて順番待ちだし、不経済なので毎日手洗いする。
水汲みもしておく。トイレを流すのに結構使うからだ。
 
これだけなのに、酷く疲れてしまい気絶するように眠る。が、眠りは浅い。
肌はボロボロ、体じゅうに出来た紫斑や出血痕が濃くなって消えないし増えるし、とほほだ。
 
地震以来、夜は部屋の明かりを消すのが怖い。玄関の明かりはつけたまま、翌日の服を着てから、靴や荷物は手元に置き寝る。
 
もうじき連休だ。その間また福岡へ行こう。
今の仕事もあと少しで終わるし、今から福岡に引っ越した方がいいだろう。
既に不動産屋にいくつかあたっており、部屋を決めなくてはならない。
しかしバスも新幹線も本数が少なく、熊本まで通勤が時間的に難しい。
宿舎に入るよう勧められたが、どうするか?
 
決めなくてはならないことが山積みだ。
 
揺れはまだまだずっと続いている。
揺れる度にギシギシミシミシという音、ひっきりなしに通る救急車のサイレン、何よりも水、トイレ問題が私を追い詰めていく。
 
このマンションから早く出て落ち着きたい。