揺れ日記

熊本地震で被災。行政からも何の支援も無く一人で自費で県外避難転居しました。

4月22日〜23日 職場泊

水が出ない、なぜ?1階のテナントさんがいたので尋ねてみる。1階は出るけど水圧が低くて上の階にはいかないのかも、と大きいポリバケツに水を汲んで持ってきてくれた。

ありがたい。さっき博多土産を渡したのが効いたのかもしれないけども。
 
水が出ないことでまたパニックになる。
体や頭を洗いたいし、トイレは?
ストレスからかずっとお腹を壊しており、トイレ問題は深刻だ。
 
さてどうしよう、と思った時に職場にシャワー室があること、誰かがずっと詰めているから泊まっても安心だ、という事に気付いた。
 
荷物を片付け、営業を始めたコンビニへ食料があるか見に行く。棚には少し商品が入っていたが、食料は食パンが2袋しか無かった。
 
移動で疲れていたが荷物をサッとまとめ、職場に向かう。
上司が一人だけいて、他は皆帰宅していた。
事情を話したのち上司は帰宅。上司宅は熊本市外のため水道、ガス、電気が使えると話していた。羨ましい。
 
この地震は酷い被害の地域とそうでもない地域とがはっきり分かれているようだ。
 
私はシャワー室で体を洗い、疲れてしまい今夜は職場に泊まることにする。
椅子を並べて目を閉じるが、腰が痛くやはりしっかりは眠れない。
それでも暖房は効くので避難所よりはましだ。
 
土曜日。物音がしてはっと起きると、誰かいた。
同じ部署の職員がいて、私がいることにびっくりしていたので事情を話す。
と、その職員は自宅が倒壊して帰る場所が無く、職場敷地内で車中泊しているんです、と話してくれた。ものすごい疲れが顔に出ている。 
帰ってくるの早かったんじゃないですか、顔色悪いですよと言われてしまう。
何とか熱は下がったよ、と話す。
ごめんね、わたしだけ福岡に避難して。
わたしが避難している間もこの人はずっと対応に追われていたのだ。
 
様々な事情を抱え、毎日を過ごしている。
 
一旦自宅に戻り、1階の外の水道が少し水が出るようになったのを聞き、手洗い洗濯、トイレ用の水汲みをし、少し眠る。
夕方職場に行き、またシャワー室でさっと体を洗う。
自宅に戻りまた少し眠ろうとふと腕を見たら
紫斑がびっしり。ぶつけたような内出血みたいなのが、あちこち点々と出来ている。
脚のも、昨日より増えている。
 
昨日より明らかにひどくなっている。
なんだこれ?と思っていたらたまたま、ある先輩女性職員からメール。紫斑を写メして「こんなん出て気持ち悪い〜」と送ったらほどなくして電話。
 
「ずいぶん無理してるでしょ、え!まだ水出ないの?それ疲労からくるやつだからしばらく私の実家のお風呂に入りにおいで、迎えに行くから。あと水のタンクもあるから持ってって」
 
何ということだ。ありがたくて涙が出る。電話を切るまで我慢したのち、わんわん泣く。
 
 
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