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揺れ日記

熊本地震で被災、その後について書いています。

4月21日〜22日 水が出ない

ゲストハウス、共同で知らない誰かと過ごすのが苦手なので縁は無いと思っていたが、人生何があるか分からない。ただ、平日で他に宿泊客がおらず私一人で過ごす事が出来た。

使いづらいところもあるが、隠れ家みたいでなかなか良かった。
 
ぼんやりツイッターの地元TV局投稿を眺める。
給水場所、避難所、営業している温泉、渋滞情報、さまざまな情報が流れている。
しばらくは食べ物が無いかもしれないとか何を買っていこうかとか、考えても考えてもまとまらない。
 
明日は熊本に帰らなくてはならない。
帰りたくないが仕事があるし、あちこち泊まり歩いたせいか疲れており、気兼ねしないで眠りたかった。
地震以来、曜日の感覚が無くなり今日が何日で何曜日かがわからなくなっている。
 
ふと脚を見るとぶつけてないのに赤紫の出血があちこちに出来ている。脚だけじゃない。腕にも赤紫の染みがある。なんだなんだ、なんなんだ。良く寝たつもりでも体はボロボロじゃないか。涙が止まらない。
 
朝が来た。金曜日。良く眠れた感覚だが昨日からの雨のせいか、曇った空。私の心も体もどんよりしている。
 
ゲストハウスは被災者ということでお金を受け取ってくれなかった。
支援は物や募金だけじゃないな、と、はっとする。こういう一時避難する宿泊場所がとても大事だけど悲しいかなあまり表には出ない。たくさんの家々が一時の避難宿泊場所として提供してくれれば、とても助かる人たちがいるのに。
 
ぼんやりどんよりしているせいか博多駅に行きたかったのに、反対方向の列車に乗ってしまう。いつもの私はおっちょこちょいだが更にショックとぼんやりが加わり、思考回路がショートしているようだ。
 
職場へのお土産とやっと水のいらないシャンプーを見つけたので買う。
帰りは博多から大牟田までの快速列車と大牟田から熊本までの各駅停車の列車を乗り換えして帰る。
高速バスも動きだしたが、高速道路が一部使えず、5〜6時間かかるため、列車を選択。
わたしのように一旦戻る人、ボランティアと思える人、物資を抱えている人、様々な人と事情を乗せて列車は走る。
 
外は晴れだしすっきりした空を眺めつつ、やっと地震から一週間か…と振り返る。
たった一週間でわたしもまわりも激変した。まだ一週間なんだな…数ヶ月経ったような感覚だ。
 
熊本駅に着き、バスを待つ間、ぼんやり眺めていると何ら変わりないような風景だが、自衛隊の「災害派遣」の物々しい車を見るとここは被災地でわたしは被災者なんだな…と悲しくなる。
 
なかなか来ないバスにやっと乗り自宅マンションに着くと、水が出ない。
ニュースだと、もう断水は解消している地域のはずなのに、なぜ??