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揺れ日記

熊本地震で被災、その後について書いています。

4月17日(その2)

だるい身体を引きずり避難所になっている、近くの高校の体育館へ行く。ここは比較的人が少なく女性が多いので行きやすい。

玄関で同じくらいの一人で来ている女性と一緒になる。声をかけて案内しながら話しているとお湯が出るからシャワー浴びてからまた来る、という。私はずっと洗えず限界であったので「シャワー貸してください!」知らない人に、いつもなら絶対言わないだろう。もう限界だったのだ。
そして知らない私にシャワー貸してくれたこの女性に今でも感謝している。
 
その人のマンションはすごく豪華で頑丈だけど、揺れが怖くて車中泊しているが足が伸ばせなくてキツいから避難所に来た、と話してくれた。エレベーターは止まったままだから、階段を使って11階まで登る。高い場所から眺める熊本の街並みはとても暗く、ひどく寂しい感じがした。
 
タンクにある分しか出ないからあまり使えないとの事だが、チョロチョロと弱くでもシャワーを浴びると数日ぶりのお湯が温かく身も心もほぐれていく感覚。
遠慮もあるし、あまり使えないから頭だけほんの少しのシャンプーでサッと洗い、体は流すだけ。それでもさっぱりして考えがしっかりしてきた。
 
お礼を言いながら一緒に避難所へ向かい、いろいろ話しながら横になった時に、福岡まで避難出来るよう大牟田まで送る、という知人からの連絡が来た。大牟田からなら西鉄が走っている。行けば何とかなる、泊めてくれる人もいる。ダメならビジネスホテルに泊まればいい。
問題は仕事が休めるかだが、職場からは一切連絡が無い。見捨てられたような、用無しと言われたような感覚があったし、7月で終了するから有給休暇使ってもう休んでしまえ、と思った。
体も熱が続いてるし、ずっと続く余震で吐き気もあるしボロボロだ。
とにかく明日出勤して上司に言おう。
福岡へ行こう、何とかどうにかなる。
 
その間も知人から福岡への避難についての連絡が来る。
数日でも離れた方がいい。
直感がそう言っていた。
 
 
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