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揺れ日記

熊本地震で被災、その後について書いています。

4月15日

朝6時。余震が続きほとんど眠れず、だるい身体を起こしながら7時30分出勤だったなと思い出す。
弁当を作る気力も食欲も、全く無い。ロールパン1つを口にねじ込み出勤。

職場に着くと他のメンバーは泊まり込みで対応していたらしく、寝ている人ばかり。
街は静かで、一見いつも通りと思ってしまうが、建屋の中はひび割れや床がザラザラしていてるし、収納庫の中身は飛び出している。

様々な問い合わせの電話が鳴り止まず片付けをしながら対応し、ふとついたままのテレビを観ると私が20代終わりまで過ごした町の、変わり果てた姿が映し出されていた。
潰れた家、崩れた石垣、割れて歩けない道路。

夢の中にいるようにぼんやりしてしまうが、聞こえてくる地名や見覚えのある風景が、これは現実なのだと何者かが針で刺してくる感覚に陥る。

昨夜からあまりに揺れが続きすぎて船酔いのような感じでフラフラしているし頭痛が収まらない。

職場内を走り回り、危ない箇所をチェックし、立入禁止の貼り紙やコーンを立てる。
エレベーターは稼働していたが、乗らないようにとのこと。階段で10階はきつい。
走り回ったおかげで空腹を感じ、昼は職場内の売店で買った弁当を食べる。
既に商品は少ないものの、まだどうにかなるかなという雰囲気。

余震の中、午後もバタバタと駆け回ったりしているうちにあっという間に退社時間。
しばらく残り、対応も落ちついたところで帰宅。

途中にある大きいドラッグストアが営業していたので寄る。
いつもなら棚いっぱいにあるはずの、パンやおにぎりが一切無くて空だった。
レンチンで食べられるものがいいかと冷凍食品売り場をうろちょろし、ピザやラーメンや飲み物などを買う。

重い荷物を抱えつつ、そうだった、今日は金曜日だったな。
週末はゆっくり寝よう、と思いながら帰る。

揺れが怖くて、さっとシャワーを済ませ部屋の片付けや掃除をする。大変だ。

ラジオは悲惨な内容だし、何だか眠れずネットで海外ドラマを観る。
気がつくと午前1時過ぎで、もう寝るかなと思った矢先に
ドーン!と経験したことの無い揺れが、きた。

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